背骨の湾曲と脊柱側弯症



背骨(脊柱)は、
「尾骨」「仙骨」「腰椎(5個)」
「胸椎(12個)」「頚椎(7個)」
から構成されています。

正常な脊柱というのは
生理的な弯曲(ゆるやかな弯曲)を見せています。

ほぼまっすぐな脊柱が正常であり、
背骨の弯曲の代表的な疾患である「脊柱側弯症」は
脊柱が10度以上曲がっているものを指します。



脊柱側弯症の特徴

・脊柱が横に曲がっている
・脊柱のねじれを伴っている


脊柱は一度曲がってしまうと元には戻りませんし、徐々に重大な症状が出るようになります。

脊柱側弯症が進行するのは思春期の頃がピークなのですが、
この年代の女子などは裸を母親にも見せたがりません。

ですので、親御さんも気づかないまま
子供さんが脊柱側弯症を発症してしまうケースがよく見られるのです。

脊柱側弯症が進行すると?

脊柱側弯症が進行するに従って、
脊柱の側弯は前方または後方のどちらかに異常に大きく曲がっていくようになります。

◆前弯症
前方への弯曲が著しい症状

◆後弯症
後方への弯曲が著しい症状

このどちらも脊柱側弯症と合併することがあり、
合併症を起こせば重大な事態に陥ることがあります。

見た目のバランスが悪くなることはもちろんのこと、
腰痛、背部痛そして命に関わる状態を招きかねないのです




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